このページは、ヒッチハイク情報サイト「ASS Hole」の内容を一部転載したものです。
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はじめに
乗ってから下りるまで
コミュニケーション
SA・PAへの出入り
トラックには何人乗れるか?
困ったときには
女の子でも大丈夫?
はっきり言ってヒッチハイクというやつは難しいことではありません。冒険って感じはしません。はじめはやっぱり緊張も感動も興奮もしますが、慣れるとただの交通手段でしかなくなります。それがいいか悪いかは別として。
ヒッチハイクのポイントは、車に乗せてもらうことと下ろしてもらうことです。
車に乗るためには、行きたいところへ行く車を捜し、乗せてもらうように頼みます。あるいは自分の目的地を書いたプラカードをもって目に付くところで立ち、誰かが止まって乗せてくれるのを待つという手もあります。
乗せてもらうように頼むことや、乗せてもらっている間どうするかは、あなたのコミュニケーションのやり方次第です。ここではコミュニケーションのやり方については触れませんが、車に乗せてもらうのも乗っている間に起こることも、一般的なコミュニケーションと特に違いはありません。
意外と知られていないのですが、ほとんどすべてのSA・PAには、業務用の出入口があり、外から徒歩で出入りすることが可能です。(そうでなければ、従業員の出入りが大変面倒になるでしょう。)ただ、もちろん出入口に鍵がかかっていたり、出入口が見つからない場合もあります。そういう場合にはフェンスを乗り越えましょう(笑)。関係者以外立入禁止の出入口もありますが、ヒッチハイカーである以上、あなたも立派な関係者であると考えられます。躊躇してはいけません。
トラックに乗るなら、一台に乗る人数は二人までぐらいが適当でしょう。(もちろん、もっと乗れる場合もありますし、二人も乗せるのはイヤだという人もいます。無理すれば三人だって四人だって乗れますが、定員オーバーになる場合もあるので、あまりおすすめはしません。)
よくあるのは、だれも乗せてってくれない、って場合。なぜだろう? 車が少ないんじゃない? だったら時間が悪いのかも。なら少し、または半日ぐらい待ってみれば車が来るかも。場所が悪いんだったら、それはちょっとまずい。少しでも車がいるなら、頼み込んで、ちょっとでもいいから先へ進んで、ましな場所で下ろしてもらおう。車が全然いないなら(一日中そうかどうか分からないけど)、そこでヒッチハイクをするのは考え直した方がいいかも。―SA・PAの状況解説を見て!(全部はないけどね)
えっ? 乗せてくれてるドライバーとトラブルを起こした? だったら、一刻も早くその車から降りるべきだ。どういう状況かは分からないけど、なんにせよそこから離れるのが一番確実な対処の方法だ。(でも、場所が選べる余裕があれば、そうした方がいい―次の車に乗れなくなるのもきついし)
とりあえず経験的には、誰か男の子と二人でするんなら全然OK。
ヒッチハイクしたことない人がヒッチハイクに対して感じる不安のほとんどは、本人にはわかってはいないけれど、実のところ見知らぬ他人と接することへの不安でしょう。
知らない人にものを頼まなきゃいけない−不安。
人の都合と自分の都合をすりあわせて交渉しなきゃいけない−不安。
はじめて会う人とずっとコミュニケーションし続けなきゃいけない−不安。
でも、実はそんなのいつもしてるコミュニケーションのほんの少し外側にあるだけで、全然同じものだって、やってみればわかる。それで、自分の持っているコミュニケーションが、何だか狭くさせられていたんだということが分かれば、それはまたそれでよし。
とりあえず、やってみたいと思ったら、やってみてください。細かいテクなんかはここで教えるから。
下りるときには、自分の目的地、または目的地に向かうためにほかの車や交通機関に乗り換えるのに適当な場所を、その車の進む道のりから捜して、そこで自分が下りる間止まってもらいます。高速道路を走っている車から下ろしてもらう場合、その車が目的の町に向かうのであればその町のどこかで、そこを通り過ぎてしまうなら高速道路上の適当なポイントを選んで下ろしてもらいます。
行きたいところへ行く車を捜す方法・よい下り場所については、日本の各都市別に紹介します。
その車が自分の行きたいところへ行くかどうかは、その車のナンバーを見ると結構分かります。つまり、その車のナンバーが目的地かそれより遠くの土地のものであれば、目的地に行く可能性が高いと言うことです。このやり方は、車の向かっている向きがはっきり分かれている高速道路では特に有効な見分け方です。
トラックの運転手(別にトラックだけに乗る必要はありませんが)は、あなたがよく知らないなら異質な人々に思えるかもしれませんが、例えば映画で見るほどやくざな人種ではありません。もちろん人にもよりますが、サラリーマン的な人から自由業者的な人までいろいろです。トラックの運転手とつきあうためのマニュアルは特にありません。普通の人々に対するのと同じように、時に礼儀正しく、時に人なつこくしていればそれでいいんじゃないでしょうか。ヒッチハイカーを乗せてくれたという時点で、乗せてくれた運転手はある程度の好意や関心を持って接してくれていると言えるでしょう。
もちろん、一般社会でトラブルが起こっているのと同様、ヒッチハイクをしているときにもトラブルが起きる可能性はあります。コミュニケーションのやり方次第でトラブルは起きやすくも起きにくくもなりますが、トラブルの起こりやすさは一般社会と同じであり、特に高くはないと言えるでしょう。
などと、まるで悪いことをすすめているみたいにも見えますが、現在建設省は高速道路のSA・PAを、外部からも出入りできる複合型のアミューズメント施設にする構想を立てていて、いくつかのSA・PAではすでにそれが実現していますから、決して我々は間違ったことをおすすめしているわけではありません!
ということはそれ以上の人数が移動しようと思えば二人ずつに分かれる必要があります。この場合、当然行き先もスピードもバラバラですから、どこかで再集合する必要がありますから、集合場所を決めておくべきでしょう。
車はいっぱいいるのに乗せてってくれない? それは困ったね。もしかして今日は休日で、まわりにいるのは乗用車ばかり? だったらもう、乗用車に頼むしかないね。どんな人たちが乗ってるか見てみてよ。あと、あんまり格好が変だと、彼らは嫌がるかもね。トイレへ行って、鏡を見といた方がいいかも。頼み方が変じゃない? これは、普通にきちんと頼めばいいはずなんだけどな。
でも、どういうわけか、だれもちっとも乗せてってくれない、つれない、意地悪って日もあることはある。…とりあえず、乗せてくれなかった人のことは忘れよう。前向きに、あきらめずやるのがいい(だって、ついてる日には、最初に頼んだ人に乗せてもらえることだって別に珍しくはないんだから)。それに、君が困れば困るほど、君は困ってるように見えてきて、そうすると誰かが放っておけなくて助けてくれるようになる―だから安心して、どんどん困っていれば大丈夫。
それとも、君はまだそんなに時間がたってないのに、不安で困っているのかも。あれから何分たった? 2時間や3時間待つことは後から考えれば大したことはないよ―晩ごはんの時間に遅れるかもしれないけど。もし歩き回って疲れてるなら、ベンチで休んで何か飲むか食べるかした方がいいかもね。
ただし!あんまり状況が悪いなら考え直した方がいい場合だってもちろんある。バスに乗り換えるか、駅まで戻って電車に乗るか。特に急いでるんだったらね。時間がありあまってて、(しかもお金が全然ないなら)ヒッチハイクでもいいけど。
あと、高速道路の上じゃなくて、一般国道のどこかで困ってるんだったら、ちょっと対処の仕方は違う。そこはどこ?トラック・ステーションみたいなとこ?ガソリンスタンド?それとも道ばた? 状況次第ではあるんだけど、とりあえず周りに人がいたら、そこがどんなところか聞いた方がいいかもね。
問題は女の子だけでするのはどうかってこと。個人的には全然OKって言いたい。だって、女の子だからできないなんてことは世の中には何一つない(はずなんだから)。でも、言えてることは、ヒッチハイクしてる時って、人の車に乗ってるんだよね。密室だし、動くしね。だからもう、そこんところは人とのコミュニケーション次第だから、それをどう思うかだってこと。ただ、やるならやるでアドバイスがなくもない。まあ、要するに、相手に誘ってるんだってカン違いをさせないようにするってことなんだけどね。スカートよりジーンズがいい、とか、その程度なんだけど。
ドライバーについて一言言わせてもらうと、(トラックの場合)ドライバーはみんな仕事中だってこと。運転しなくちゃならないし、そのあいだは他のことはできない。とりあえず。あと、トラックの運転席から助手席は意外に距離があるから、運転中は全く問題ないし。ちなみに彼らの名誉のために言っとくと、トラックの運転手って、一般的に思われてるよりずっとまっとうな職業だから、そこんとこもよろしく。
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